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DMP、CRM、CDP、DataLakeの比較

データドリブンの観点でも、DX推進の観点からても、データの利用はまずまず重要になっており、たくさんの略語で混乱しているかたは少なくないと思っております。
本文は簡単に各略語の比較を説明します。

DMP:Data Management Platform

データソース:
  オウンドデータ、第三者データなどのデータである

データ性質:
  データソース出発の各情報の統合

データタイプ:
  Third Party Data

利用想定:
  Ads用など

利用部署:
  マーケティング部、企画部

CRM:Customer Relationship Management

データソース:
  企業関連の顧客データ、リードデータの記録

データ性質:
  Customer出発の事業戦略、営業プロセスの構築、管理データの統合

データタイプ:
  First Party Data

利用想定:
  営業、企業サービスの顧客へのよい体験提供用

利用部署:
  営業部、サービス管理部

CDP:Customer Data Platform

データソース:
  企業の各タッチポイントのデータである

データ性質:
  Customer出発のデモグラフィックデータ、属性データ、行動データの統合

データタイプ:
  First Party Data

利用想定:
  顧客グループ管理、CustomerベースでのMA

利用部署:
  ビジネス業務部

DMPとの区別:
  データソースの観点すると、CDPはDMPの一部であること

CRMとの区別:
  CRMは顧客毎の分析して、フォロー、管理する特徴があって、CDPはグループ毎でタグつけ、トレンド分析、セグメント管理などの特徴があり、規模と処理能力からみると、CDPはCRMの延長線であって、フレードアップことである。

DataLake

データ性質:
  ローデータの形で構造化、非構造化データの保存のみ、すべてのデータを保存して、企業DXに支える

データタイプ:
  各種データ

利用想定:
  データサイエンス、データデヴェロップメント

利用部署:
  データサイエンス部、データ管理部

Warehouseの区別:
  DataWarehouseは、データの保存のみではなく、データのCleanUp、整理して、分析用に準備することである